「子ども達」

マルコによる福音書10:13-16

イスラエルの民族が待ち望んでいた予言者、
イエス様に触れて戴き、
教えと祝福を受ける為に人々は子供をイエス様のもとに連れて来ました。
弟子達はそれを見て叱りました。
しかしイエス様は、子供達が来るのを防げる姿を見て憤り、
弟子達を叱りました。

「子供達を私の所に来させなさい。妨げてはならない。
神の国はこのような者達のものである。
はっきり言っておく。
子供のように神の国を受け入れる人でなければ、
決してそこに入ることはできない。」

子供もイエス・キリストを信じないと救われません。
イエス様は、天の国に入るには、
子供達の純粋で単純な姿を知るように言われました。
私達はこの世に生まれた時から罪人です。
神様から離れた罪です。
大人達が子供達を連れてイエス様の所に来たのは、
素晴らしい福音であり祝福です。
子供達にイエス様の御言葉を聞く機会を、
親達が与える責任があります。
子供達は純粋です。
聞くとすぐに受け入れ、見るとその通り真似をします。

何を見せ、何を経験させるかは大事なことです。
子供は神の国の近くにいます。
大人も子供達と同じように、
純粋な信仰でなければなりません。
子供は次世代の主役です。
宝物です。
次世代の事を考えると、私達は子供達を連れて来て
御言葉を伝えなければなりません。

「新たに生まれた者の生活」

ヤコブの手紙1:19-27

キリスト者の救いは御父なる神の御心のままに、
真理の御言葉によって私達を新しく生んで初穂としてくださいました。
そして神の国の民としてくださいました。
私達の国籍は天の国です。
新しく天の国の民となった私達は、
誰のために生きるべきでしょうか?
御父なる神、その方のために生きる存在であると悟ります。

神様の義を成し遂げるキリスト者の具体的な生活は、
「よくわきまえる生活」。
この世で起こる全ての事には、神様の摂理があります。
これをよくわきまえなさい。
自然啓示、御言葉を通して神様の声を聞くのに早く、
話すのに遅く、怒るのに遅いようにしなさい。
御言葉を聞くのに早く、人を活かす話、勇気を与える話をし、
自分の感情が心を支配しないようにしなさい。
古いもの(ローマ1:29-30参照)は全部捨て、
天の国の市民権を戴いた者として天の国の法律である
御言葉にいつも従順し一つの汚点もなく新たに生まれた私達に、
神様が限りない大きな喜びと希望を与えてくださいます。