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ローマの信徒への手紙1:16

私達人間は完全なものではないので、
置かれた環境の中で自分だけが少し違うと思う時、恥を感じます。
今日の聖書の箇所で、パウロ使徒が生きていた環境は、
自分と全く異なる新しい環境で暮らしていました。
パウロの生き方は福音宣教の生活でした。
周りの全ての環境は異なりますけれどパウロは

「私は福音を恥としない。」

と宣言しています。
当時パウロが福音を書いたコリントという地域は、
信じるキリスト者より信じない人が多かったです。
その環境の中で「私は福音を恥としない。」と伝えます。その為、色々な受難と迫害を受けました。
にもかかわらず、パウロは「私は福音を恥としません。」と宣言したのです。
これがパウロの信仰です。
福音とはイエス・キリスト、その力です。この力とは神様から出た力です。
この力は天地万物の創造、悪魔の勢力を退ける力、
死の権勢を退けて永遠の望みを与えて下さる力です。
神様の力が福音となって、私達一人一人に与えられたのです。私達もこの福音を持って生きると、
この力を経験する事が出来るという意味です。
私達の魂を、永遠の死から救って下さるのが福音の力です。
福音は全ての人達を救う神様の力ですけれど、そこには条件があります。
福音が与えられた時、それを信じる人にその力が与えられます。
「信じる者」
それが条件です。

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